抱きマクラちゃん

2003年10月7日
 さてと。
 横浜は元町にあるドトールからあらゆる意味でだれの役にも立たないテキストをお送りします。
 俺が精神をあらぬ方向に飛翔させるための重要な小道具である音楽を聴くための道具を忘れてしまったため、いまひとつそんなにふつうな感じのテキストになってしまうかもしれませんが、だれの期待にもかたえなくていいというのは気楽なもので、俺はただ暇つぶしにテキストを叩いていればいいだけの物体ですが、レジに行列する人々がどんどん俺のノーパソの画面を見れる位置で通過していくのが少し気がかりです。こんな状況下において巨乳小学生なんて語義矛盾だとかそんなような主張を堂々と書きまくるだけの度胸はさすがの俺にもありません。だいたいさすがとかいって何様のつもりだ貴様という至極もっともな抗議の声に対しては、すいません結婚してもなお年端もいかない女の子に対する妄執の念やみがたき罪深い生物でごめんなさいとでも開き直った態度でほざくしかありません。それはそれとして、このドトールのレジの女の子が児童福祉法違反な感じの外見であるのがさっきから気になっていますが、いきなり「こんにちは。無毛ですか?」とも聞くわけにもいかず、ああいまレジから出てきたのですが、脚がヤバいくらい細く、パンプスのカツカツいう音が痛々しく響いて思わずさすりたい、というのは性欲の発露というやつだと思います。しかも表情の種類が少なく、健気なまでによく働きます。

 さて、ウォーミングアップも終わったところで。
 てゆうか寝不足なんですね早い話。

 なんかちっとはまとまったことを書かなければ。別にまとまっていなくても文章を書くことはできるのですが、さすがに退屈してしまいます。


 最近(に限らず、だけど)IRC上では抱き枕が比重に熱いようであり、俺も抱き枕についていろいろ考えるところがあり、そうだ、抱き枕に自我があったらどうだろう、などと考えてみました。しかしこれはいろいろ気の毒な状況であり、いっそのこと生身の女の子がいたほうがいいに決まっているだろうという極めてあたりまえの結論に達してしまい、驚愕に目を見開きました。
 しかして次は、人型の抱き枕はどうであろうと考え、これがはるか以前に呼んだみたおんしゃの同人誌のネタであることに思い至り、もうなにもかもいやになりました。しかしあの「抱きマクラちゃん」というのは余りに秀逸なアイディアであり、俺もぜひ一体欲しくてたまらない日々がありました。お洗濯と称してお風呂に入れられる抱きマクラちゃん。俺の体液で汚れて「うわーん、よごれちゃったよー。おせんたくしなきゃー」と泣く抱きマクラちゃん。お洗濯は自分ひとりではできないわけで、当然、お洗濯してあげるのは持ち主である俺の義務となります。当然、洗う部位には著しい偏向があり、執拗に同じ部位ばかり洗ううちに、抱きマクラちゃんの切れ切れの声。
 「抱きマクラちゃん、おせんたく……すき……。きれいになるの……きもちいいよぅ。はぁっ」
 などという声を聞いているうちに、もう一回お洗濯が必要な事態になってしまうという、そんなエンドレスな「抱きマクラちゃんと俺」を夢想した日々。というか実のところ、当時そんな妄想をした覚えはあまりなく、したがってこの妄想は正真正銘、いま現在、ドトールでテキストを叩いている俺の妄想ということになります。白昼堂々、頭のなかは抱きマクラちゃんとの楽しい入浴のことでいっぱい。かつてならここで、以下のような妄想が追加されたことと思います。すなわち、だんだんと知恵がついてきて、自分のいる場所が狭い家の一室であり、扉の向こうには広大な「世界」が広がっているということを知る。しかし「抱きマクラ」であるという自分の存在意義に対する絶対の「縛り」を逃れることができず、成長していく精神とのジレンマのなかで、徐々に本来の「抱きマクラ」としての機能を全うするための意識的に己の自我を消滅させていく抱きマクラちゃん。抱きマクラちゃんとの美しい日々を失うことの恐怖に怯えながら、それでも抱きマクラちゃんが完全に自分のものとなる、その絶対の「支配」と悲しみの甘美さに恍惚となる俺。そうして抱きマクラちゃんは単なる人型の物体と化し、俺は抱きマクラちゃんを抱きしめて壊れそうな悲しみに耐えながら、わけもわからず自分のちんちんを握りしめ射精を繰り返し、もうお洗濯する必要もない抱きマクラちゃんの白い肌を汚らしい液体で汚すことに戦慄するような快感を覚える、などなど。
 まあ現在ならば、いかに抱きマクラちゃんの肉体をいやらしく使用し、二人で快感の奈落に落ちていくか、というくらいの思考法しかはたらかないので、そのへんは脳天気で平和だと思います。

 そういや俺、自分のことをあまり妄想しない人間だと思っていました。いきなりの大ブーイングが想像されますが、ふだんの俺はそこまで妄想


 ここまでで書く気をなくしたようです。
 相変わらずもいいところですね。
 あー、澪に俺の指をしゃぶらせたい。

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